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設計の想像を超える仕上がりを

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未知の挑戦。斬新なデザインをカタチにできた日。

豊洲にある「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT×ART」は、三井不動産レジデンシャル株式会社とナイキジャパングループ合同会社が共同で手掛けたスポーツパーク。

施工管理を担当した西村七海は、竣工直前にナイキのデザイナーや関係者とパークの中心にある小高い丘に登り、パークの全体を一望した。誰もがその仕上がりに惚れ惚れし、静かに景観を楽しむ時間がしばらく流れた。そしてナイキの方が口を開いた。

「西村さん、ヤバイですね。すっごい楽しい」

西村は心の中で「よっしゃ」と叫んだ。そして、満面の笑みで自分が手がけたスポーツパークを眺めた。
「ナイキの方は善し悪しをはっきり言ってくれるので、なおさらその反応は新鮮でした。ものすごく印象に残ってますね」

西村は入社後、建築住宅事業部に配属された。マンションギャラリーを3物件ほど手掛け終わった入社9か月目にこのプロジェクトを担当した。彼にとってこの規模の工事は初めての経験だった。また、スポーツパークの設計・施工は当時コスモスモアでも実績がなく、さらにナイキのデザイナーの斬新なデザインを実際の形にしなくてはならないという、会社としても難易度の高い挑戦だった。

西村 七海さんのインタビューの様子

初挑戦を自分の力をフルに活かして楽しさに変えた。

「このプロジェクトが始まる前、上司から『どっちの苦しみがいい?』と言われたんです笑。マンションギャラリーを同時に3物件担当するか、挑戦のスポーツパークか。もちろんスポーツパークやりたいですって答えました。いかんせん、図面見た段階であまりにも楽しそうだったので」。

とはいえ、それまで学んできたマンションギャラリーの施工技術は建物には活かせたものの、スポーツパークのような施設は初体験。高低差の造成、複雑な塗装や造形物など、グラウンド専門の施工会社に協力をいただいたが、一部はできないと断られたほどだった。

そこで生きたのが、西村の大学での人脈だった。彼は陶芸家の両親のもと、物心ついたときから絵を描き、高校は美術科へ。大学、大学院まで一貫して彫刻をやってきた。

「自分でもびっくりしました。まさかね。友人が特殊塗装の会社にいて、声をかけたらやってくれて。材木屋で働く彫刻家の友人も木組の遊具を一緒につくってくれたんです。僕も色や塗装の知見はあって、木造彫刻もやっていたんで、自分がやれることをこのパークづくりでフルに活かせた感覚があって楽しかったですね。この技能が生きる現場は後にも先にも絶対にないだろうなと笑。でもニヤニヤしちゃいますね。自分の手で作ったものは」

スポーツパークの施工管理の所長だった玉城康宏は、現場の彼を見ていて「自分のこだわる仕事はめちゃめちゃ頑張るんです。そこまで時間をかけなくてもいいくらい笑。でもそうじゃない仕事は置き去りにしがち」と笑う。

それに対し彼は「やりたいことが視野を覆っちゃうんで、ほかのことが全然見えなくなるんです。すいません…としか言えません笑」

自分にはなかった知見が現場で入ってくる。

大学の友人たちと手掛けた塗装や遊具の仕上がりは、ナイキのデザイナーも非常に満足していたようだった。

「図面を引いて、パースを作って、何を作るのかを決めているのは設計担当ですけど、それをクオリティ高く仕上げるのは施工チームなんです。お客さまや設計者の想像を超えたモノが作れたとき、それを見てもらうときのあの反応はちょっとクセになる感じなんです」と、施工管理ならではの喜びを表現する。
この喜びは入社早々に経験したマンションギャラリーの仕事が大きく影響しているらしい。

「マンションギャラリーを基準にして実際のマンションを施工する部分もあるので、ゼネコンやディベロッパーの皆さんからチェックが入るんです。だからどれだけ精度高く仕上げるかが非常に重要で。
それに入社1年目でも、現場の職人さんたちからしたら関係なく、『あなたが施工管理でしょ』と前面に立たなければならない。『やれなかったらあなたの責任だよ』というあのヒリヒリした感じが良かったです。」

「外からは見えない壁の下地の組み方や配線設備の通し方を考えたり、大理石のタイルを何枚貼るのか数量を拾い出したりといった初めての作業で、それまでの自分になかった知見が現場でビシバシと入ってきて。自分の想像力や思考が拡張されていくあの感覚は印象的でしたね。若手のうちから責任ある仕事とよく言われますけど、うちは本当にそれをやってるって思います」

西村 七海さんのインタビューの様子

壁画とか描いてる変わったやつがコスモスモアにいる。

施工を一緒に担当した先輩の坂牛亮平は西村を「いい意味で不真面目なところが面白い」と言う。「仕事より絵を描いているほうが楽しそうだなって笑」

かつての上司の山本博之は「いや、それでいいんじゃない。そのうち仕事として繋がれば」と微笑む。西村は大手企業のオフィス工事中の仮囲いに壁画も描いたことがあった。『何か面白いことをやりたい』というファシリティ事業の部長からの依頼に彼が提案したアイデアだった。

「スポーツパークの塗装や木組み、壁画など、コスモスモアでもやったことのないことを任せてもらって、ここで得た知見が自分の創作の幅や可能性を広げるんじゃないかと感じています。なので、今の施工管理のポジションにいつつ、壁画とかやってる変なヤツがコスモスモアにいる、みたいな。そんな感じになれたら理想かなと思ってます」。

最後に、彼が業界のプロであり師とも仰ぐ山本から痛いところを突かれた。
「彼は見た目と違って心配性で、ちょっとしたことでも決断できない笑。新人だから当然なんですよ。でもうちは任せて育てていますから。決断が遅れたら、プロジェクトの成果に現れるからね」

西村は苦笑する。
「建築を知らない素人を育ててくれたのが山本さんで、説得力がすごいんです。いつも心を揺さぶられて笑。ここはすごい人たちがいるんです」
いずれその一人に彼もなっていくかもしれない。

西村 七海さんのインタビューの様子

Private story

  • 壁画の道具

    下絵はiPadで、壁に描くときはひたすら刷毛と筆を持ち替えて手をドロドロにしながらやります。

  • 料理の写真

    料理をしてる時が一番のストレス発散です。結果、ちゃんと太りました。

  • 自分の作品

    人の顔を大画面にゴリゴリ描くのが楽しくてたまらないです。ただ腕と肩は筋肉痛になります。

  • タバコ

    もうずっとこれです。

西村 七海さんのプロフィール写真

西村 七海

建築事業 施工管理職

広島市立大学大学院芸術学研究科出身。大学院時代にカフェの壁画を描いたとき、チームでクオリティ高くモノを作りたいと考えた。その極致は建築だと思い、コスモスモアを志望。面談した設計担当から静かな情熱とプロ集団の空気を感じ、ここなら自分も受け入れてもらえると入社を決めた。

  • 建築事業
  • 施工管理
  • 新卒入社
  • 男性
  • 非建築出身

「ここは自分がつくったんだ」
と言いたいあなたへ。

2022年度新卒採用